もやしの原料種子高騰の要因とは?
日本で生産されている「もやし」の8割強を占めるのは「緑豆」を発芽させた「緑豆もやし」です。その原料の緑豆は多くは中国から輸入していました。
しかし、、、、
中国国内の経済状況や円安の影影響が輸入の際に大きなコストアップ要因になっています。もやし生産者が仕入れる2014年「緑豆」の価格は3年連続の上昇で3年前の2.24倍になっていますが、小売価格は10年前から下落しています。
緑豆原料の高騰増加要因
(1)産地状況
①中国国内の主要作物及び緑豆需要の増加政府が国内での生産を
奨励していて、近年中国国内における食用の緑豆の需要が増えいます。
→政府の介入は大きいですね。食用ということはもやしだろう。
②作付面積の減少
農地では緑豆よりも価格の高いトウモロコシ等の栽培が選ばれて
きているため緑豆の面積は減ってきているため高騰している
→やはり利益が多い方で育てたいというのビジネスだなって感じます。
③日本のもやし生産に適した緑豆収穫量が減少
昨年は9月の収穫時期に降雨があったため緑豆の品質が悪化し、
日本のもやし生産に適した高品質な緑豆の収穫量が減少しました。
→これは仕方ない。
④産地での価格上昇
収穫量の減少により、産地での緑豆の価格は30%以上が寝上がっています。(2)為替
「もやし生産者の実情」
上記の価格高騰によってこれ以上の経費削減への企業努力はすでに限界を
超え、健全な経営ができてい ない状況になっています。
2009年までは200社ほどいましたが2014年には150社以下
になっています。
まとめ
私たち一般消費者がもやし生産社のためにできることはたくさんもやしを買って食べることですね。食べることで助かる人もいると思うと、食べがいがあります。普段からの食事に+1品として簡単な調理方法でもやしを追加するのはいいかもしれませんね。栄養が豊富なのはもちろん価格が安いというのは本当に魅力的ではないでしょうか・